子どもたちのじょうぶな「根っこ」を育みます
基礎というのは、人を一本の大きな木にたとえるなら、大地に広がる大きな根ともいえるでしょう。
幼稚園は単なる小学校の準備教育ではありません。これから足を踏み入れる広い社会で
「生きる力をつける」ための、集団生活を通した経験の場です。
社会性・自立心・創造力・情操を養い、人間の基礎を学ぶ場でありたいと考えます。
育てたい5つの「根っこ」
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1健やかな心と体
子どもたちは、毎日幼稚園でたくさんの友だちや先生のなかで活動し、考え、感じ、笑い、話し、時には泣いたり悔しがったりして過ごします。そのことができるのは、なんといっても健康な体があるからです。明るくのびのびと園生活を楽しむためには病気やけがをしないことはもちろん、心の安定が必要となってきます。体が健康で心の安定した状態ではじめて、子どもたちは自分をとりまくさまざまなものに遊びを通して関わっていくことができるのです。幼児期に遊びこむことで体が発達し、満足感も得られます。
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2豊かな人間関係
人に対しての信頼を育てたいと考えています。人は人のなかで生き育っていくものです。人とのふれ合いを通して、自分を大切にすること、他者への思いやりが必要なことを知っていくのです。このことなくして人間としての確立はないのではないでしょうか。たとえ知識がどんなにあろうと、経済力があろうと、思いやりのない人間ではしようがないのです。今まさに国際化の時代と言われていますが、広い世界で生きる子どもたちにとって大切なことは、自分というものを確立し、相手の立場や文化や民族や国を理解することと思います。その基礎が幼稚園の生活の中にあることを忘れてはなりません。
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3環境を思いやる心
現在、私たちの環境をめぐる大きな危機的状況が指摘されています。地球規模でのフロンガスのオゾン層破壊の問題や森林伐採の問題、原子力への不安、また身近なところでは自然の喪失や交通戦争などです。幼児のとらえる自然はもちろんこんなに大きなものではありません。それでも、毎日の通園のバスから見る町の様子であったり、近くの河原のタンポポや、時たま降る雹など、生活の中で自然を受けとめています。そのような生活を通して、自分をとりまく環境に対する関心もきっと増してくれるはずです。関心が理解を生み、理解から真の知識が生まれます。21世紀は私たちをとりまく環境を真剣に考えていかなくてはならない時代です。幼児期はその意味でも大切と言えるでしょう。
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4ことばの確立
幼児期は次から次へとたくさんのことばを獲得する時期です。しかし何もしないで自然に獲得できるわけではありません。思っていることを表現する必要があり、話す相手がいてはじめてことばの獲得が可能なのです。会話は一方的なものではなく、聞くことも求められます。相手の話を聞く態度や理解する力も育たなくてはなりません。幼児期の集団はまさにこの育ちのために大切な場所です。ことばは単に覚えるものでなく、使う場があってこそ育っていくものなのです。
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5豊かな表現力
人間は物を感じる力を持っています。目で見る、耳で聞く、鼻でかぐ、舌で味わう、皮膚で感じる、この五つの感覚器官は、外界の刺激を鋭くキャッチします。それを人間としてどのようにとらえるか、ということが「感性」です。子どもの豊かな感性に共感できる感性が、おとなや保育者にあるかどうかが今重要視されています。その感性を「表現」することにおいても同じことが言えます。造形的表現、音楽的表現、ことばや表情による表現など、方法は多様でありますが、幼児期にはこれらの表現の楽しさを十分に味わわせ、創造力の広がりを育てたいと考えます。
教育内容
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もじ・かず指導 (担任指導)
ペンスレードを使って、“正しい鉛筆の持ち方”から“ぬり文字”へと継続した文字指導を発達に応じて3 年間行います。就学までに自分の名前を読み、書けるように平仮名の練習もします。簡単な数の読み書きができるように指導します。
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英語あそび (専任講師指導)
幼児期から少しずつでも英語に慣れ親しみ、外国への興味関心を深めます。どの年齢のお子様でも、無理なく英語あそびをすすめています。
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描画活動 (専任講師指導)
経験画、観察画、想像画を中心にした描画活動と、のり、はさみ、木材、セロテープなどを使って楽しむ造形活動があります。「手先は第二の脳である」と言われるように、幼児期からお子さまの手先が器用になるような活動をすることが重要です。紙を切ったり貼ったり、粘度あそび、土いじりやいろいろな素材で表現力を養うことを目指し、様々な造形活動を楽しませます。
二科展、大阪幼年美術の会、世界児童画展、美協展、の各展に毎年入選しています。 -
音楽あそび (専任講師指導)
遊びの中で感情を身体表現したり、簡単なリズム楽器や本物の楽器の音色にふれることで年齢に応じた豊かな音楽の感性を育てながら、楽器演奏の基本を身につけます。カスタネットや鈴などの打楽器や木琴、ティンパニーなど様々な楽器を経験することが出来ます。
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体育指導 (専任講師指導)
基礎体力作りを中心に、成長に合わせた活動を毎週2回、専門講師を迎えて行っています。運動することによって、心身の発達と同時に精神面も発達させます。
「運動の基本」と「ゲームあそび」を中心に、運動好きな子どもに育てていきます。 -
和太鼓活動
和太鼓は日本の伝統楽器であり、宮太鼓、平太鼓、締太鼓など様々な種類があります。和太鼓を全身で演奏し、体幹を鍛え、音やリズムを合わせながらみんなで心をひとつにして楽しみながら取り組んでいます。
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はげみ表
園と家庭で協力し合いながら「生活習慣」と「社会習慣」を身につけるための取り組みです。 毎月、幼稚園より「はげみ表」を発行し、生活に必要な習慣が自然と身につくよう、お子様と保護者様に家庭でも励んでいただいています。
園の概要
創立 | 昭和52年5月1日 |
園長 | 小路 麻未 |
主な設備 | 駐車場、園バス |
休園日 | 土曜日・日曜日、国民の休日、夏休み、冬休み、春休み、創立記念日(5月1日) その他園長が必要と認めた日 |
所在地 | 〒567-0009大阪府茨木市山手台3丁目31-19 |
最寄駅 | 茨木駅 (JR東海道本線)、茨木市駅 (阪急京都本線) JR東海道本線 茨木駅より、阪急バス サニータウン行 約20分 阪急京都線 茨木市駅より、阪急バス サニータウン行 約30分 |
TEL | (072)649-5152(代) |
FAX | (072)649-0370 |
info@sunny.ed.jp | |
保育日 | 1 年間を3保育期に分けています。 ☆第1保育期…4月1日~8月 31日 (8 月末に 5 日間の夏期保育があります) ☆第2保育期…9月1日~12月 31日 ☆第3保育期…1月1日~3月 31日 |
保育時間 | 9:00~14:00(午前保育になる場合は、9:00~12:00) |
これより下は、満3歳児以上のクラスのご紹介です。
2歳児クラスについての紹介は、ぴよぴよ会についてのページをご覧ください。
登園について
クラス編成
全クラス一人担任制です。フリー教諭がクラスと担任を補佐し、教育の充実・指導の充実を図ります。
年中・長児は、発達差の考慮や社会性の幅を持たせるためにクラス替えを行います。
通園バス
中型バス 2 台で6コースを送迎しています。各コースの所要時間は30分前後です。
※コースは、年毎に変更する場合があります。
給食とお弁当
給食日には、あたたかいご飯を提供しています。カレーなどの丼ものはおかわりができます。
年長になると、テーブルの準備や配膳のお手伝いもします。
月・水・木・金曜日 | 給食(給食優秀商社委託) ※アレルギー対応可(卵のみ) ※献立は、月々の予定表にてお知らせします。 |
火曜日 | 保護者の手作りお弁当 |
平成17年に「食育基本法」が制定・施行されましたが、本園では創立当初から【食育】 をとりあげてきました。子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身に付けていくためには何よりも【食】が 重要であると考えます。 「好き嫌いせず何でも食べよう!」 をテーマに、いろいろな食材や味を体験することは、単に栄養を摂取するだけではなく、味覚の発達にもつながります。
ホームクラス
保育のある日の早朝と保育終了後、ホームクラスを実施しています。天気のいい日にはお外で遊び、部屋の中でもお絵かきや折り紙、シャボン玉あそびやビデオ鑑賞をしながら過ごします。おやつもあり、少し遅いお迎えでも、みんなで楽しく待つことができます。保険にも入っていますので、 安心して預けていただくことができます。
1回あたりの保育時間と料金
早朝 | 14:00に降園の日 | 12:00に降園の日 | |
保育時間 | 8:00〜9:00 | 14:00〜17:00(19:00) | 12:00~15:00 |
料金 | 250円 | 800 円 | 800 円 |
備考 | 8:40 以降に登園された方は 延長保育扱いにはなりません。 |
17:00以降は延長料金が かかります。 |
15:00以降は延長料金が かかります。 |
延長料金は 1 時間につき 250 円です。特別な時は最終18:00まで預かりします。
月極利用の保育時間と料金
早朝 | 通常 | |
保育時間 | 8:00〜9:00 | 14:00〜17:00 |
料金 | 月額3,000 円 | 月額10,000 円 |
延長料金は 1 時間につき 250 円です。
※令和元年10月の無償化により、第2号議案申請が裁可された方は 1 日450円の補助があります。 補助金は後日、指定の通帳へ振り込まれます。
注意事項
昼食のアレルギー対応は出来ません。
送迎はありません。保護者の方の送迎が必要になります。
利用は在園中の園児に限ります。入園前、卒園後の利用はできません。
特別課外教室
保育終了後、希望者には有料の特別保育を行っています。 幼稚園での活動のため、 保護者の方が次の活動の場所に連れていく必要がなく、時間を有効に活用していただけます。 詳しくは幼稚園へお問い合わせください。
体操教室 | 火曜日 年少児~小学生対象 |
サッカー教室 | 水曜日 年中児~小学生対象(年少児も発達に応じて参加可能です) |
英語教室 | 木曜日 年中児~年長児対象(在園児) |
音楽クラブ | 木曜日 年少児~小学生対象 |
注意事項
送迎はありません。保護者の方の送迎が必要になります。
施設紹介
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